第1回 下肢-正常動作の理解とその介入方法
正常動作の理解とその介入方法について話をさせていただきました。特に焦点を歩行動作に絞った講習会になりましたが如何でしたでしょうか。
運動パターンに一定の普遍性が存在しつつ、個人差や状態変化を反映する特性を持つ歩行は、分析を行う事で個体を様々な観点から効率的に評価する事ができます。また、歩行動作は全身の筋骨格系と中枢神経系が協調的に作用しており、随意的要素と反射的要素が織り交ぜられながら高度に自動化されているため、生理学的、解剖学的、そして運動学的に包括的な分析も可能とします。
人の身体に携わる職種にとって、知っておくべき動作と言えるでしょう。次回は、「体幹」がメイントピックの内容になる予定です。ご興味のある方は是非。
大阪回生病院リハビリテーションセンター宮崎喬平 PT, ATC, CSCS, Pilates Inst. AHA-BLS Inst.
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