実践できる鍼治療勉強会活動報告|久保益秀先生

活動報告

【 10/15 (日) 実践できる鍼治療勉強会 活動報告~ 久保益秀先生 ~ 】『実践できる鍼治療』第2回目今回は腰痛編です。筋膜のつながりと経筋療法をリンクさせて治療を行う方法を前半座学、後半実技の形で行いました。前回もお話しましたが、筋膜のつながりと経筋脈は驚くほどの類似性を持っておりそのそれぞれの特性を生かした治療を勉強しました。特に参加者の皆さんが戸惑いがあったのは普段使うことのない長鍼を使っての治療だったと思います。普段よく使う寸3、寸6の鍼では絶対に届かない部位に直接刺鍼するために長い鍼を使うのですが、外からは触れない筋なので刺鍼するのためには体の中をイメージする力が必要となってきます。そのためには解剖学の知識も必要ですし、正確な刺鍼技術も必要です。経筋治療には当然経穴を用いるのですが、その取穴も正確に反応点を探り出す力が必要です。これらは何も特別なことではなく、基礎がしっかりしていればできることです。そのことを今回の勉強会で掴んでくれればうれしく思います。今回も前回同様、時間の都合上お伝えしたいことを十分に伝えることができませんでしたが、受講者のみなさんの臨床にそれなりに役立つものになったことを願います。

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