6/12トリガーポイントアプローチ勉強会 活動報告
今回は総論関係の講義が多くなりましたが、トリガーポイントがどういうものか大体お分かりいただけたと思います。あとはどうやって探すか?どうやって処理するか?です。探す手技と処理する手技は、ほぼ同じ技術です。次回はより具体的なトリガーポイントアプローチに入っていきます。
アプローチの方法は、type Aとtype Bの2種類です。手技が2種類、それに対応する刺鍼法も2種類です。鍼を打つにも、まず手技ができないと思ったところに鍼が打てません。極端な話、手技ができてから鍼の練習をしても良いぐらいです。
施術には手技と鍼以外に、マッサージツールも超音波も使えます。ですが、その基礎は手技にあります。手技が下手くそな人間に限って道具に興味を持つ傾向にあるというのが私の印象です。ぜひ手技ができるようになってください。
手技に必要なのは「指先の感覚」と「体重のコントロール」です。指先の感覚は、「硬いものを見つける感覚」と、「何もないところが分かる感覚」。体重のコントロールは、「体重をかけても加圧方向が変わらないようにする技術」と「体重の無段階加圧の技術」です。
今回を逃してしまった方でも次回から参加していただけます。次回から参加される方は、最初だけ少し講義を受けていただきます。それから合流していただきます。今回から参加していただいている方には、講義の間「メイド実習」で技術確認をしていただきます。
症状が実際にあると実際の治療と同じことができますので、参加者の方で体のどこかが痛い方は申し出てください。デモ治療します。では、次回をお楽しみに。
担当講師:平癒堂鍼灸 平谷 透
次回のトリガーポイントアプローチ勉強会(手技、鍼合同クラス)は7/10(日)です。
トリガーポイントアプローチ(手技、鍼合同クラス)
【トリガーポイントアプローチ(手技、鍼合同クラス)】 ~運動器の慢性疼痛と内科的疾患に対するアプローチ~「痛い」と思っているところが、本当に「悪い」ところなのでしょうか?脳はその構造のせいで非常に曖昧なものです。そのため、脳は本当に悪いとこ
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