【10/18トリガーポイント療法勉強会活動報告~平谷透先生~】今回で上半身のコースが終了です。ここまでは体重のコントロールなしでも手の力だけでなんとか加圧できる部位がありました。ですが、今年度後半の背部と下半身のトリガーポイントアプローチには、体重のコントロールが必須です。そして、体重のコントロールの前に、指を奥深くに沈める技術が必要です。指を深く沈めるためには、皮膚が引っ張られていないことが条件となります。指が沈んでいく先をイメージして、そこに指が落ち着いた時に皮膚の引っ張りがないような位置に指を置かなくてはなりません。最初にイメージしにくければ、加圧の途中で、皮膚が引っ張られてくる感じが出てきたら、改めて指を置き直してください。決して強引に指を沈めようとしないで下さい。皮膚の引っ張られる不快感は中々なもんです。何より皮膚が引っ張られると、指がそれ以上沈まなくなります。加圧と刺鍼のtype Bにおける、「限りなく何もないところに圧を加える」というのは、この皮膚の引っ張りがない状態でなければ実現できません。復習しておいてください。強引な加圧は、受け手の不快感を生み出すだけでなく、正しい施術の妨げにもなります。指先で感じることがなにより重要です。指先で感じる時に遠くを見ないで下さい。体重が遠くに行って加圧指に載ってきませんから。次回は、基礎技術(体重のコントロール中心)の復習から入ります。指立て伏せでもしておいてください。 担当講師:平谷 透次回のトリガーポイント療法勉強会は11/15です。トリガーポイント療法のご案内http://www.teiyukai.jp/entry-12028911661.html
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