今回は、「体重のコントロール」を改めてやりました。筋容積の大きい腰臀部の筋にアプローチするためには必須です。重力とほぼ平行な加圧ベクトルになります。構えは横から見ると、クエスチョンマークに見えるような感じで、加圧時には、そのまま逆立ちが出来るようなイメージで加圧してください。腰仙椎移行部の多裂筋に対するアプローチは、このタイプの体重のコントロールが最適です。同側に立ち、脊柱起立筋の共通起始腱と棘突起の間に加圧指を置いて、やや手前に引っかけるようにして加圧してください。引っかける前にまず、充分指を沈めてください。要はタイプBの加圧をして下さい。仙骨部では仙骨の傾斜に対して垂直に加圧してください。指はほぼ動かさずに体重のコントロールのみで加圧してください。指で揉むと、すぐに指を痛めてしまいます。指で体重のコントロールが出来るようになれば、肘でもすぐ出来るようになります。ただ、肘は指に比べると道具が大きくなるので、より正確な施術が必要になります。次回も臀部やります。もちろん、上肢がプルプルにならないよう体重を使ってください。担当講師:平谷次回は1月18日(日)です。トリガーポイント療法のご案内はコチラ↓http://www.teiyukai.jp/entry-11858871048.html
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