講義内容 「機能向上と障害予防の為の動作評価法」講師 川合 智開催日時 平成25年10月20日本講義は「運動指導」をたんなる体操や体を動かすといった程度の指導ではなく、「運動療法」の域にまで昇華する為に必要なトレーニング理論と個々に合わせたエクササイズを処方するために欠かせない動作評価の勉強・練習を目的として開催致しました。日常生活とは「動作」の連続です。歩く、登る、手を伸ばす、かがむ・・・様々な動作が複合的に組合さり、連続して行われることで我々は日常生活を営んでいます。また我々の行う動作は自己流で身につけたものです。歩き方、階段の上り方などは人から教わって身につけたものではありません。我々が普段何気なく行う動作が不適切で体に負担をかけているとしたら、不必要な負荷がかかり続けた部位には微小損傷が発生し、痛みを引き起こします。今回指導した動作評価を行う事により日常生活を営む上で基本となる動作パターンを評価し、慢性傷害の発生を予測、身体機能の向上を高めるエクササイズプログラムを立案することができます。この動作評価は医療における診察に該当します。体の現状を把握することで初めて効果的な運動を指導することができます。そのため動作評価は職種・資格関係なく運動を指導する人間に共通して必要なものになります。受講生は「運動指導もしたいが何を指導すれば良いのか分らない」という疑問を持っていました。今回の動作評価を行うことでクライアント毎に必要なエクササイズを導き出すことが出来ます。また動作評価から導き出され、個々の身体特性に合わせたエクササイズは運動療法と呼べる効果が期待できます。今回指導した動作評価を受講生は皆様熱心にお互いで練習をされました。次回以降は更に深い動作評価法や評価を基にした改善エクササイズを講義内容としております。 HEISEI パーソナルトレーナーズ 案内 http://www.teiyukai.jp/entry-11621394668.html
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