鍼クラス安全の確保を最優先してください。この勉強会での鍼は、一般的な鍼よりは刺入深度がかなり深いです。目標とする筋が深いところにあるなら、当然刺入深度は深くなります。また、気胸のリスクを避け、安全を確保しようと思えば、脊柱の椎弓や肋骨、肩甲骨に当てることになります。骨に当てればそれ以上鍼は入りません。ここで注意しなければいけないのは、必ず骨指標を、刺入の度に確認することです。「深く刺したからエラい」というわけじゃありません。深く刺すには必ず理由があり、常に骨指標を確認しながら施術しなければなりません。安全を確保出来ない場合、鍼を刺入してはいけません。「大丈夫だろう」で刺鍼していたらとんでもないことになります。人を傷つけたり、場合によっては死に至らしめることもあります。皆さんには責任があります。必ず安全の確保を最優先してください。それには生きた解剖の知識が必要です。筋の起始停止を憶えているだけでは使い物になりません。この勉強会で生きた解剖を身につけて下さい。鍼クラス・手技クラス今回は、私が皆さんの鍼と手技を受け技術チェックをしました。継続してこの勉強会に参加されている方の技術が上達しているのを実感できて楽しかったです。とにかく繰り返し練習してください。手技をするのもされるのも経験してください。パートナーに必ずフィードバックして下さい。それが上達するための唯一の方法です。次回は上肢の症状もやります。あらかじめ皆さんが質問を用意してくれているとより突っ込んだ内容にできます。ぜひ質問を用意しておいて下さい。楽しみに待っています。 担当講師:平谷鍼クラス 手技クラス
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