トレーナー勉強会と題されていますが、トレーナーとしての立場が明確にあるサッカーや野球等といったメジャースポーツではなく、格闘技という独特な現場についての勉強会となりました。講師を務めさせていただいた我々も試合会場でのオフィシャルな救護、ジムや道場でのトレーナー活動、選手とのかかわり方、試行錯誤を重ねながら考えている最中です。講義の前半では、格闘技未経験の参加者が数名おられたこともあり格闘技の種類を大きく3つに分け(立ち技・寝技・総合)それぞれの競技特性や起こりやすい外傷について説明しました。若干マニアックな格闘技談義も交えながらの講義となりました。後半は実際に行われたDEEP☆KICKというプロ興行での業務内容を時系列に紹介しながらリング上での対応や外傷の処置、試合終了後に実際に行われた処置などを説明しました。その後試合のDVDで実際に外傷が起こった場面を見ながら受講生の方々と発生機序や処置に対してのディスカッションを行いました。受講者の方々からも積極的な質問があり、我々としてもとても有意義な勉強会となりました。現状として、格闘技を取り巻く環境やプロ選手の待遇は決して良いものではなくジム関係者や興行主催者も苦慮しています。その中で、我々柔整師や鍼灸師が担う役割があるのではないかと考え活動しています。まだまだ格闘技に関わっている先生方が少ないので受講者の方々と色々な情報を共有しながら切磋琢磨していきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。 押忍 近藤 伸行拝☆勉強会の様子☆ 平成医療学園 貞友会 ホームページhttp://www.teiyukai.jp
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