今年度から始まりました「痛みに対する鍼灸療法」、第1回~痛みに対する考え方・基本技術の再確認~を行いました。術者目線ではなく患者目線になっての痛みの捉え方について勉強しました。術者として最も多く遭遇する症状「痛み」。これが症状から疾患へ悪化してしまう、その原因や簡単なメカニズムを説明しもう一度「痛み」について考えてみようというのが、前半の1つの目的としました。後半は基本技術の再確認ということで、取穴・押手・刺手・得気についての再確認をしました。今さらと思われるかもしれませんが、毎日流れの中で施術を行っているとついついおざなりになりがちな基本。これをもう一度初心に帰って再確認してもらいました。学校の授業では教えない「感覚」を養うには、先ずは基本がしっかりしていないことには話になりません。その鍼灸師特有の「感覚」を身につけようというのが、後半の目標の1つです。しかし1回の練習で簡単に身に着くものではありませんので、この勉強会をきっかけにしてもらえれば幸いです。今後の勉強会では、その「感覚」を活かし色々な治療法を勉強していくつもりです。次回は「傷病別治療法」ということで頭痛・腰痛・肩痛など、身体各部の痛みについて勉強します。以上、久保先生からの活動報告でした☆勉強会の様子☆ 次回の痛みに対する鍼灸療法勉強会は7月22日です!
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