貞友会員から臨床が苦手という声を聞き、臨床の基礎から見直す形で始まったこの勉強会ですが、まず、技術もさる事乍ら、職業を持つ事、社会と関わる事、人と接する事などを題材に受講生間でのディスカッションをしました。相手の立場で考え、対応し、結果を出すことを求められるプロの難しさに、資格者となって改めて考えさせられた受講生は学生時代とは違った集中力と、目的意識を持った質問などから未知なる自分自身の力に気づいてきたように思えました。その気づきの中で行った今回の可動域・循環改善の手技療法では、自身が起こす改善処置結果に手ごたえを感じてくれているようでした。次回の筋機能、神経性疼痛の改善、最終回の運動生体機能改善の整体まで、この手ごたえをもって成長すれば受講生方が臨床家としての安心安全を手に入れる事でしょう。これは本校臨床実技の目的でもあり、私の目標でもあります。ka基礎から理解し、自分の技として療法を身に付けて、臨床現場で『平成の医療人』として活躍してくれる事を祈念しております。 以上塚原康夫
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