7/21トリガーポイント療法勉強会活動報告~平谷透先生~

鍼クラスいかがだったでしょうか?安全を確保するための刺鍼は。安全を確保しようとすれば、解剖は必須です。骨に当たる深度の刺鍼は深く刺入するので一見、危険なように思われます。それは反対です。骨に当てるからこそ、それ以上は入らない。だから安全なのです。そのための解剖です。筋の起始停止だけが解剖ではありません。体表解剖からの視点を持ってください。今、刺入しようとしているその奥には、いったい何があるのだろう?それが分かるようになるためには解剖です。骨指標を基に筋の走行を判断してください。繰り返しトライして下さい。「視覚的な解剖」を理解、体得するまで、量の質的転化が起こるまで。手技クラス「メイド実習」楽しんでいただけたでしょうか?実はこの実習、本当は「受け手」(ご主人様)が自分の体を楽にするために、「術者」(メイド)を誘導して自分の悪いところを探させ施術させるという実習なのです。もう少し皆さんのトリガーポイントに対する理解が深まったら、また改めて本当の「メイド実習」を行いたいと思います。人の施術を受けることも、トリガーポイント療法を実践する上で必要になります。ある施術者がどんなにエラそうなことを言っていても、その施術者の施術を受ければ、その施術者が本当にエラいかどうか判断できます。それと同時に、受け手が正確なレスポンスを返さないと術者は上達出来ません。どうか受講者の皆さん、お互いのために素直になってください。トリガーポイント療法上達の王道にして近道です。とにかく繰り返しトライしなければ技術は体得できません。練習しまくって下さい。その中で自然に疑問に思うことが出てくるはずです。それを私にぶつけて下さい。楽しみに待っています。次回の疾患は、腰痛に匹敵するぐらいの国民病=肩凝りです。肩凝りを楽に出来ればいいと思いませんか。楽しみにしていて下さい。  担当講師:平谷透

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