臀部と大腿部の筋の触り分け、出来るようになりましたか?臀部と大腿部の後面、この辺りは見た目と内部の構造が一致しにくい部位です。臀部では、外から見ると骨盤の腸骨は内側にえぐれているのに、お尻は丸く盛り上がっています。それだけ大きな筋の塊だと言うことです。お尻は、後から二つ丸いものが付いたわけではありません。股関節の大きな筋のかたまりです。しかも、それぞれの殿筋の走行は一定していませんし、同名の筋でもその走行は一定していません。見た目から実際の筋の走行が想像しにくい部位です。骨指標を基に、どの筋の、どの部位を触っているのか常に意識しながら施術してください。大腿の後面は、見た目の芯,筋の走行,受けとなる大腿骨の長軸が一致しません。これらは、なんとなく触っていたのでは分かるようにはなりません。大腿の後面も骨指標を基に、今、触っているのは、なに筋のどこなのか常に意識していてください。アプローチの仕方は、タイプAとタイプBのみです。どの筋の、どの部位をどちらのアプローチで攻めているのか常に意識してください。次回は下腿ですが、今年度も後二回です。下腿にこだわらず、他部位の臨床的な質問もどんどん受け付けます。考えておいてください。担当講師:平谷☆勉強会の様子☆ 鍼クラス
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