「あなたは、自信を持って投球障害の患者さんに対応できますか?」「肩を痛めたメカニズムを分かりやすく説明できますか?」「なぜ、インナーマッスルのトレーニングが必要か答えられますか?」このような質問に力強く「YES!」と答えられた方には今回の勉強会は物足りない内容だったかもしれません。しかし、多くの方が上記の様な事をスラスラと答えることができないと思います。それは、学校で習わないからでしょうか?勉強不足だからでしょうか?確かにそれも理由のひとつかもしれませんが、私が感じる一番大きな理由は、「投球障害の患者さんに接する機会が少ない」からだと思います。たくさん経験すれば、分からないことは自分で調べるでしょうし学んだ知識を実戦で使う事で知恵となり、手技もトークも洗練されてきます。そして、何より自信がでてきます。私は、これまでに多くの投球障害の患者さんに対応してきました。もちろん最初は、学校で習って知っていた徒手検査も実際の患者さんを前にしたらうまくできなかったです。説明もしどろもどろでした。治療も根拠もなくただモミモミしているだけでした。当然ですが、当時の患者さんは、満足していなかったと思います。そんなできない奴だった私ですが、スペシャルな師匠に出会い状況は劇的に変化しました。その師匠は、プロ野球で17年間トレーナーとして活躍してきた方でした。圧倒的な経験の持ち主です。そして私はこの師匠から教科書には載っていないコツ、考え方、知恵を教えていただきました。そうすると今まで頭の中にあった知識が、気持ちいい位に整理され上手く使いこなせるようになってきたのです。足りないのは経験。それを補うのは、現場で培った知恵、コツを知ることこの勉強会は、私が師匠に教えてもらったように皆さんが一生懸命勉強してきた知識を現場で使える知恵に変化させる触媒のような存在にしたいと思っています。残りはあと二回です。11月18日 肘の投球障害12月16日 投球障害の予防と復帰に向けたエクササイズ「肘を痛めたあの球児を何とかしてあげたい」「野球が好き!」そんな思いを持った方の参加をお待ちしています!鍼灸整骨すぽると山口 巧以上、山口先生からの活動報告でした☆勉強会の様子☆
コメント