8/7トリガーポイント勉強会活動報告~平谷透先生~

活動報告平成トリガーポイント勉強会「上半身編」の要である肩甲挙筋の触察いかがでしたでしょうか?触れる術者だけが、そこに鍼を当てることが出来ます。触りまくって下さい。続けて参加していただいている受講生の方には、繰り返し同じ説明になってしまいますが、重要なところで個人差も大きい部位ですので、何回でも練習してください。肩甲挙筋が触り分けできることで、頸肩部の筋の解剖が驚くほどスッキリとイメージでき、触り分けしやすくなります。そしてもう一つ覚えておいていただきたいのは、肩甲挙筋の前は「デリケイトゾーン」、後ろは「循環の確保ゾーン」です。「デリケイトゾーン」の斜角筋群,椎前筋群は、慎重に触察,加圧しないと過誤やクレームに繋がります。加圧時には集中し、細心の注意を払ってください。「循環の確保ゾーン」の、半棘筋、最長筋、腸肋筋(頚部の最長筋や腸肋筋って何でしょう?調べてくださいね。)は、筋の走行を出来るだけ追いかけて「平行にこする」か、「垂直にチョリチョリ,ゾリゾリ」して下さい。頸肩部のリバウンドが発生しにくくなります。次回は凝る方の肩じゃなく、上がらない方の肩です。この業界で一生懸命仕事すると傷めやすい部位でもあります。また解剖を復習しておいて下さい。担当講師:平谷

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