トリガーポイント勉強会10月3日活動報告(平谷先生)

チェック項目、どれくらいクリアできましたか?プリントのチェック項目が全部クリアできていれば、「トリガーポイント療法ができる!」というわけではありませんが、トリガーポイント療法を実践する上で基本になることばかりだと思います。今回の配付資料のチェック項目は、臨床でトリガーポイント療法を行っている治療家にとっても、基本として押さえておかなければならないと私が考えているものです。全てのチェック項目には、理由があります。その項目一つ一つの積み重ねが、「関連痛を誘発させる」という一つの大きな目標を達成させるのです。関連痛誘発はトリガーポイント療法にとって欠くべからざるものです。トリガーポイントがあれば、必ず関連痛誘発ができるようになり、「責任トリガーポイント」という概念を理解し、その責任トリガーポイントの「脱感作」がトリガーポイント療法の最終目的であり、「劇的な治療効果」を生むということが理解、経験できれば、「自分は『トリガーポイント療法実践者』である。」と公言できると思います。あなたは、「トリガーポイント療法実践者」であると言えますか?次回から腰下肢編に入ります。基本となる技術は今までやってきたことと同じですが、筋容積が大きくなるため、筋の最深部に圧エネルギーを届かせるには、術者の体重を有効利用した加圧方法が必要になってきます。次回から、以下のようにしてもらうことが多くなります。肩甲骨は外転して、爬虫類は卒業し、恐竜か哺乳類に進化すること。前から来るおばちゃんの自転車は、なぜこっちに近寄ってくるのかを理解し、ドジョウすくいを止めて、案山子になって、あまった脚で膝蹴りを、当たる寸前で止めて、へそからビームを出してください。この意味不明の文の解説は、また11月のトリガーポイント勉強会で。次回から肘を使ったアプローチもします。お楽しみに。   担当講師:平谷

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