いかがでしたか?頚肩部の触察と加圧。人体は3次元の構造物です。何度も繰り返しお話ししていますが、カーブの接線に対し垂直に圧を加えるのが基本です。皮膚が引っ張る感じがあるのはそれが出来ていない証拠です。その前の段階で、「グリングリン」が出来ないのは、硬結の長軸に対して垂直に触察指が横断していないことを表しています。どこが悪いか分かりさえすれば治療できると考えていませんか?場所だけが問題ではありません。触り方が正しくなければ治療になりません。硬い物を見つけて、より硬く感じる方向に加圧する。いつでもこれが原則です。手関節を中心とした上肢の動きは、練習用のタオルを丸めた物をコロコロ転がせては押しを繰り返して下さい。普段していることを、一旦置いておいて新しいことをするのは非常に難しいことですが、できないことではありません。とにかく、繰り返しトライし、また答え合わせに来てください。次回は肩を中心にした練習です。みなさん、ご苦労される部位だと思います。お楽しみに。担当講師:平谷 透次回のトリガーポイント療法勉強会は10/18です。トリガーポイント療法のご案内http://www.teiyukai.jp/entry-12028911661.html
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